Bud Powell(バド・パウエル)と言えば、BLUE NOTEレーベルで数多くの有名な演奏を残したビ・バップスタイルの第一人者。
今回ご紹介する、『Bud Powell In Paris』は彼の後期の演奏で。
適度にリズミカル、哀愁漂う演奏になっています。
今回は、そんな、『Bud Powell In Paris』の魅力とオリジナル盤の紹介をしていきます。
目次
- 1 演奏
- 1.1 演奏者
- 1.2 曲
- 1.3 内容
- 2 オリジナル盤
- 2.1 3色ラベル・MONO・コーティングジャケット
演奏
『Bud Powell In Paris』。
BLUE NOTE盤の陰に隠れて、ネット通販などで出品されても、すぐになくないアルバムですが。
やっぱりこれも名演の数々なんです。
演奏者
- Bud Powell:ピアノ
- Gilbert Rovere:ベース
- Carl Donnell “Kansas” Fields:ドラムス
- Duke Ellington:プロデューサー
プロデューサーとして、あのDuke Ellington(デューク・エリントン)も名を連ねているんですね。
やはり、ジャズ初心者目の僕には、ピアノとプロデューサー以外の方は、よくわからない・・・(^^;)
曲
- How High The Moon
- Dear Old Stockholm
- Body And Soul
- Jor-du
- Reets And I
- Satin Doll
- Parisian Thoroughfare
- I Can’t Get Started
- Little Benny
選曲がなんとも素敵じゃないですか!
ビ・バップで演奏されることが多い名曲達のラインナップ。
中でも、いろんなサイトでも語られていますが、Dear Old Stockholm(ディア・オールド・ストックホルム)がなんともジンジン心に染み渡りますね。
僕個人としては、Jor-duの軽快さも好きです。
内容
すでに、内容についてもある程度書いてきましましたが、やはり。
なんと言っても、『聴きやすさ』に尽きると思います。
絶頂期のBud Powell(バド・パウエル)は、演奏がすさまじく、その分うなり声も強い(笑)
本格的なジャズファンは圧倒されると思いますけど。
「ジャズ初心者」にはちょっと近寄りがたい印象もあるかもしれません。
その点、『Bud Powell In Paris』は、聴きやすいナンバーを中心に、優しく弾き語りかけるような印象すら受けます。
『Bud Powell In Paris』は、どちらかというと、ジャズ初心者でも聴きやすいBud Powell(バド・パウエル)と言えるかもしれませんね。
オリジナル盤
『Bud Powell In Paris』のオリジナル盤は前述のように、比較的集めやすいと言えるかもしれません。
diskunionや、ネット通販で『Bud Powell In Paris』が出品されても、「すぐになくなる」ということはあまりないです。
なので、やっぱり『Bud Powell In Paris』を聴くなら、オリジナル盤を手に入れたいところですね。
3色ラベル・MONO・コーティングジャケット
『Bud Powell In Paris』のオリジナル盤はこちら。
ラベルが3色になっていて、monaural。
ジャケットはコーティングジャケットで、レーベルに「R」の記載があるもののようです。
やっぱり音がいいんですよね~。
この『Bud Powell In Paris』は特にやっぱり。
オリジナル盤でBud Powell(バド・パウエル)を楽しむべきだと思います。
リズミカルな演奏が多いので、昼に聴いても良し。夜にしっとり聴くも良し。
様々な聴き方ができるのが、『Bud Powell In Paris』のオリジナル盤の魅力と言えるかもしれません。
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