【楽しみ方色々】Marty Paich I Get A Boot Out Of You WS 1349オリジナル盤

Marty Paich I Get A Boot Out Of You レビュー

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ここ最近、ゴールデンウィークが終わってジャズレコード収集も一段落。 

・・・と言いたいところですが(笑)。 

やっぱりジャズレコードが気になってしまう。 

コレクターのしがないサガとでもいいますか・・・。 

でも。 

昨日はそのおかげもあって、欲しいレコードが安価で手に入りました。 

やっぱりジャズレコードは。 

「高くて良いモノ」を買うのももちろんいいんですけど。 

個人的には、「良いモノを安く手に入れる」ということの方にロマンを感じてしまいます。 

こんなこと書いたら、真のジャズレコードコレクターの方にボウボウの避難を浴びてしまいそうですね(笑)。 

Marty Paich I Get A Boot Out Of You

さて、このアルバム。 

何よりも「ジャケット」が有名ですよね。 

通称「お風呂」のアルバム。 

「踊り子」と言われている、『The Broadway Bit』と揃えて集められる方も多いのではないでしょうか? 

しかし印象的なジャケットですね。 

演奏者と曲

演奏者と曲はご覧の通りです。 

演奏者

  • Conte Candoli (tp)
  • Jack Sheldon (tp)
  • Al Porcino (tp)
  • Bob Enevoldsen (tb)
  • George Roberts (tb)
  • Bill Perkins (ts)
  • Art Pepper (as)
  • Bill Hood (brs)
  • Vince DeRosa (frh)
  • Victor Feldman (vib)
  • Russ Freeman (p)
  • Joe Mondragon (b)
  • Mel Lewis (ds)
  • Marty Paich (arr, cond)

こんなに多いの?と改めて思いたくなってしまいます(笑)。 

こんなにいたら知らないヒトばかりだよ・・・と思ってメンバーを改めて見たら、意外と知っているヒトも多かった。 

中でも、Russ Freeman、Mel Lewis、Bill Perkinsは注目ですね。 

もちろん、Art Pepperも。 

一説には、このArt Pepperの演奏を聴くためのアルバムという意見もありますね。 

演奏曲

A面
  • It Don’t Mean A Thing
  • No More
  • Love For Sale
  • Moanin’
B面
  • Violets For Your Furs
  • What Am I Here For
  • Cottontail
  • Warm Valley
  • Things Ain’t What They Used To Be

曲目と、メンバーを振り返ってみると、中でもViolets For Your Fursの演奏が随一のように思えます。 

もちろん、他の曲もスタンダードナンバー中心で聴きやすい。 

ただ、スウィング調になっているので、人によっては敬遠されてしまうかも。 

Marty Paich I Get A Boot Out Of Youの内容は?

さて、そんなMarty Paich I Get A Boot Out Of Youですが。 

いろんな楽しみ方があるアルバムだと思っています。 

スイング調のテンポの速い曲もあれば、ムーディーな曲もあって親しみやすい。 

CD時代から持っていたけど、あまり曲の記憶がない。 

改めて聞き直してみると、1曲目のスイング調の曲調があまり好きではなかったのかも? 

でも、聞き続けていくと、ソロの演奏もあってなかなかいい。 

でも、Marty Paichのソロの演奏はないみたいですね。 

アレンジャーに徹していたようです。 

さて、個人的な聞き所でいえば。 

Moaninはやっぱりおすすめしたい。 

ところですが、art blakey and jazz messengersで耳を慣らしてきた方にとっては少し馴染みづらい印象かも? 

なんといっても、B面1曲目が個人的にはおすすめです。 

静かで優雅に歌い上げるようなアートペッパーのアルトサックス。 

これが染み入ります。 

Cottontailも哀愁があっていいです。 

ついで、Warm Valleyも。 

ゆったり聴けます。 

というか、この曲。 

ほんとうにいいです。 

心にしみにいるトロンボーン?サックス? 

この辺、ジャズ初心者の反省点です。 

すみません。 

でも、いいものはいいです(笑)。 

いろんな楽しみ方があるのが、Marty Paich I Get A Boot Out Of Youの特徴ではないでしょうか。 

Marty Paich I Get A Boot Out Of Youのオリジナル盤

オリジナル盤の条件

  • グレイラベル=MONOオリジナル
  • ゴールドラベル=STEREOオリジナル
  • DG
  • WARNER BROS.

と、そんなにむずかしい条件ではないみたいです。 

やはりモノラルオリジナルだとdiskunionをみると、だいたい3万円以上するのが相場みたいですね。 

僕の持っている盤

先日のゴールデンウィークの放出で手に入れたのがコチラ。 

ご覧の通り、金色ラベルなのでステレオです。 

「盤面スレ」と「ジャケットの剥がれ」ということで安価になっていました。 

確かに、このレコードに関しては、「ジャケットが命」ともいえる部分があるので、ジャケットにダメージがあるのは価値が下がるのかもしれませんけど。 

それでも、5千円程度で変えるならいいんじゃないでしょうか? 

ステレオでも十分良音です。 

冒頭でも書きましたけど。 

レコードって高いレコードを心地よく聴くっていうのももちろんいいんですけど。 

こういう『名盤』と言われているレコードをオリジナル盤で、しかも安価で聴けることにロマンを感じてしまいます。 

うーん、やっぱり怒られちゃうかな?(笑) 

あ、そうそう! 

さっきもチラッと書きましたけど、この盤。 

「スレ」もあるということで安くなっていました。 

店員さんに、「この価格なのはジャケットのダメージによるものですか?」と聴いたら、「いえ、ジャケットだけではなくて盤面のダメージもあります。」といっていました。 

実はその前に一度試聴していたのですが、その言葉を聞いて、改めてもう一度試聴し直してみましたが問題ない。 

家に帰って聴いてみても、全く聴感問題ない。 

あまり大きな声で言いたくないけど、(まだこのブログの読者はそんなに多くないから大丈夫かな(笑))最近のdiskunion、「スレ多」ということで評価を下げているけれど、実際に聴いてみると全く問題ない。 

見た目上も全く問題ない盤が多いです。 

見分けるのは大変ですが、こういうの、お買い得っていうんですよね。 

最後まで読んでいただいてありがとうございました! 

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