というのは大げさでしょうか?
いや、決して大げさではないと思っています。
Zoot Sims In Paris。
ズート・シムズ・イン・パリ。
僕はこのレコードのオリジナル盤をずっと探していました。
ここまでこのブログ。
少し形式張って書いてきましたが。
少しここからは、書きたいように書こうかなと考えています。
目次
- 1 Zoot Sims In Parisとは?
- 1.1 メンバー
- 1.2 曲目
- 1.3 内容
- 2 Zoot Sims In Parisのオリジナル盤
- 2.1 オリジナル盤の条件
Zoot Sims In Parisとは?
このZoot Sims In Paris。
記憶を頼りに書くと、Zoot Simsがフランスのパリに行ったときに、現地のアーティストを集めて行った演奏だとか。
メンバー
メンバーは以下の通り。
- Zoot Sims (tenor saxophone)
- Henri Renaud (piano)
- Bob Whitlock (base)
- Jean Louis Viale (drums)
ズートシムズのワンホーンアルバムですね。
アンリ・ルノー(Henri Renaud )のピアノトリオをバックにZoot Simsが演奏したアルバムです。
曲目
A面
- Zoot’s Blues
- Spring Can Really Hang You Up The Most
- Once In A While
- These Foolish Things
- On The Alamo
B面
- Too Close For Comfort
- A Flat Blues
- You Go Top My Head
- Savoy
Zoot Simsの曲は2曲。
あとはスタンダードナンバーを織り交ぜての演奏。
内容
内容はもう、Zoot Simsの暖かなテナーサックスを十分に堪能できるアルバムです。
このアルバム。
僕がレコードを聴き始める前。
CDの時から聴いていた思い出深いアルバム。
今はなき、国立の実家で、CDを流して夜、静かに聴いていました。
その後、実家もなくなって。
CDも全部売ってしまったんですけど。
レコードを集め始めてからやっぱりずっと、ズートが気になっていました(笑)
といっても、Zoot Simsで聴いていたのはこのアルバムだけ。
他にもZoot Simsが良いのはたくさんあるのは知っていますけど、あえて手を出していません。
ともかく。
このZoot Sims In Paris。
いいんです。
1曲目のZoot’s Bluesからノリのいい曲調。
こんなに心地よく聴ける演奏があるんだろうか?
と思いたくなるような曲ばかりでリラックスします。
とにかく浸れるJazzです。
不思議と、もっと評価されて良いアルバムなんですけど。
廃盤レコードの市場ではそこまで評価は高くないんですよね。
でも。
出品されたらすぐになくなってしまいます。
いずれもっと価格が高騰するんじゃないかな?
メンバーは、僕の知識ですみません。
Zoot Sims以外は知らない方ばかりなんですけど。
聴き入ると、このメンバーだからこそできた演奏なんだろうなと思います。
ガツガツしてない。
とがってない。
MilesやSonny Rollins。John Coltraneなど。
大御所達の緊張感ある演奏もいいんですけど。
Zoot Simsの演奏は尖ってないんです。
媚びていないんです。
だからいい。
Jazzの世界観に浸りたいならこのZoot Sims In Paris。
オススメです。
リラックスしますよ。
Zoot Sims In Parisのオリジナル盤
今回も、少し。
オリジナル盤について触れていきたいと思います。
オリジナル盤の条件
Zoot Sims In Parisのオリジナル盤の条件は以下の通り。
- スタンパー:UAJ 14013(UNITED ARTSITSシリーズ)
- 黒環SAXラベル
- 耳マークあり
- ざら紙・テクスチャード・カバー
です。
僕が持ってるのがこちらです。
背表紙の損壊が気になります。
条件としてはそんなにむずかしくありません。
ですが、注意しないとならないのは、耳マークあり。
ここでも耳マークの話が出てきました。
【脅威の世界】想像を超えた創造。the amazing bud powell vol.1&2 BLP1503&am…
なんだか久しぶりの投稿になってしまいましたジャズライクのブログ。大人の事情で、これまで形式張った投稿になっていましたが(笑)これからは割とフリーダムに記事を書いていこうと思います。2019年のGW、皆様いかがおすごしですか?10連休と言うことで楽しんでい…
こちらの記事でも昨日書きましたけど、amazing budに関しては、「耳あり」と「耳なし」では大きな違いがありました。
この、Zoot Sims In Parisに関しては聴き比べていませんが、たぶんこれも同じ。
「耳あり」と「耳なし」では大きな違いがあると思います。
ちなみに、余談ですが僕のZoot Sims In Parisのレコードの経緯を書いてみると。
- 2018年夏頃、気にはなってたけどちょくちょくセールで出ていたので、焦って買わなくて良いかなと思って後回し
- 2018年10月。diskunion吉祥寺ジャズ館でたまたま国内盤を見つけて買う
- 聴いてみるとなんだか心が動く躍動がなくて聴かなくなってしまう
- ついに売ってしまう
- それから探すもなかなか見つからない
- ヤフオクで出品されているのはメッチャ高いのか、モノなのにジャケットだけステレオのやつか
- なぜかdiskunionのセールでもZoot Sims In Parisが出品されなくなってしまう。もしくは出品されてもすぐに売れてしまう。
- 2019年3月やっと新宿ジャズ館のセールでZoot Sims In Parisが出品。
- 2番目に並んで、開店と同時に手に取るも、取られてしまって断念。(しかも、その人がこれ見よがしに一番最初に店のスピーカーでZoot Sims In Parisを試聴してて腹立った(笑))
- 2019年4月。やっとこさヤフオクで状態の良さそうなZoot Sims In Parisが出品されたので20,000円で落札。ちなみに、新宿ジャズ館で3月に見たのは15,000円だったからやや悔しい。
長くなりましたがそんな経緯でした(笑)
まぁ、結果的に手に入ったからいいんですけど。
若干ノイズが気になります(笑)
と、そんな紆余曲折したZoot Sims In Paris。
今はかなり気に入っています。
たぶん、高騰するんじゃないかな?
と思っているので。
もし、オリジナル盤で見つけたら即買必至のアイテムだと思います。
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