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まずは僕のレコード環境
アンプとスピーカー=K-531-B
アンプとスピーカーは、KenwoodのK-531-Bシリーズです。
メーカーでの生産が完了しているから、今Amazonだとこの価格での出品しかありません。
5万円ですか・・・
僕が買ったのは1年前。 確か駿河屋で購入した1万円くらいの中古。 でも、前の利用者がかなり丁重に扱っていたのか、状態はキレイ。 動作も至って問題なしです。
本格的なオーディオマニアの方には笑われてしまうかもしれませんけど。 スピーカーとアンプに関しては、少なくとも現時点では必要最低限を満たせています。
レコードプレーヤー=DP-300-F
そして、レコードプレーヤーは以前の記事でも紹介した、DP-300-FK。
「いい音だ~。」と思っていたんですけど、まさか一部、音が出ない部分があるなんて想像していませんでした。
ちなみに、敷いてあるのはdiskunionのレコードマット。
この記事を投稿する前日にdiskunionで購入しました。 本当は、5mmにするか迷ったんですけど、昨日店頭で、5mmと2mmの違いを訊いたみたら・・・「うーん、正直そんなに音質の面では変わらないかもしれませんね・・・」と言われたので、2mmにしました。
5mmとの比較はしていないのでわかりませんが、十分音質が向上します。
カートリッジ=AT33MONO
カートリッジはAT33MONO。
まぁ、これも。 オリジナル盤のMONOレコードを聴くなら、やっぱりMC型のカートリッジにしないとね・・・ということで買いました。
数あるMC型カートリッジの中で、AT33MONOにしたのは、「カートリッジの交換が面倒だったから」でしたw。
このAT33MONOなら、ステレオレコードを聴いても盤を傷めることなく聴くことができる、と。 酔ってるときなんかは特に、MC型カートリッジでステレオレコードでかけてしまう自信があったので(泣笑)無難なAT33MONOにしました。
でも、全然音はいいです。
DP-300-Fで音が一部音が出ない症状と対策
で、ここからが本題。
新しく買ったレコードプレーヤー、DP-300-F。 期待して購入して。 その期待に答えるだけの音質を提供してくれて、喜んで聴いていたんですけど・・・あるレコードで問題が。
Bill Evans Portrait in Jazzで一部音が出ない!
まずは、こちらを聴いてください。
40秒ほどの動画です。
わかりますか?音が途切れているんです。
ビックリですよね・・・でも、以前までのレコードプレーヤー、これのときは問題なかったんです。
更に言うと、カートリッジをこちらに交換したといいましたが、元々、DP-300-Fに付いている既存のカートリッジ(MM型)では問題なく再生できていました。
カートリッジを、AT33MONOに交換したら、上記の動画の様な、「音がぶつ切れ」の症状が発生しました。
原因は?
まず、原因として疑ったのは、AT33MONOでした。
当然ですよね。 カートリッジを交換する前は、問題なく再生できていたんですから。
でも、故障ではないのは確信していました。 というのも、実は、このAT33MONOは2台目だったから(泣)
AT33MONOを買って、すぐにトラブルで針が折れてしまいました。 で、その針が折れる1台目のAT33MONOの時点で、同じように音が途切れる症状が起きていました。
買い換えた2台目のAT33MONOでも同症状が起こっていたことから、「故障ではない」ということはわかっていました。
AT33MONOの仕様が原因?
ということは。 DP-300-Fの付属のカートリッジでは、問題なく再生できる。 で、AT33MONOの故障ではない。 ということは、AT33MONOの仕様が原因ではないか?と疑いました。
なんだかよくわからないけど・・・AT33MONOでは、このレコードの、A面4曲目。 When I Fall In Loveが再生できないのでは?と思いました。
ついでにいうと、B面の、Someday My Prince Will Comeでも、同じように音が途切れる症状があったんですけど・・・もうひとつ疑っていたのは、
レコード盤の原因?
レコード盤の原因も疑いました。 つまり・・・Portrait in Jazzの原因。
実は購入したこの、Portrait in Jazz。 とある、ネット通販の中古で7万円くらいで買いました。 もちろん、青小の完全オリジナル。
で、その購入したネット通販のお店が初めて利用するところだったので訝しみました。 だって・・・Portrait in Jazzの完全オリジナルで7万円ですよ?正直、失敗する覚悟もあって購入していたので・・・
DENON(デノン)に電話してみた
「レコードに関する行動力だけはあるのね・・・」と彼女に揶揄されながら・・・で、返ってきた回答は。
音が小さくなったからと言って、内蔵のイコライザー機能がオフになる仕様はありません。 とのこと。
DENONもすごく丁寧に対応してくださって、一緒に原因を探ってくれました。 で、その上でわかった原因は・・・
原因:DP-300-FはMM型カートリッジを使用する前提でつくられている
ということでした。
つまり・・・DP-300-Fは、MC型カートリッジを使用する前提でつくられていないんです。
正確に言うと、MC型カートリッジだと出力数が少なすぎて、演奏音が小さい部分で拾えなくなってしまうみたいです。
対策は?
ということで。 ここまで原因が明らかになったら、対策は比較的シンプルでした。
DENONの方にも改めて確認で、「ということは、別途フォノイコライザーを間にかませて、DP-300-F内蔵のイコライザー機能をオフにすれば、問題が改善する可能性がありますか?」と質問をして太鼓判をいただいたので、今度は別途フォノイコライザーを購入することにしました。
フォノイコライザーを購入で解決!
フォノイコライザーを購入するのはじめてだったのでいろいろ悩みました・・・最初、買おうと思ったのは、こちら。
安いし、MC型、MM型カートリッジ両方に対応しているので、これにしようか、と考えたんですけど、一部口コミを見ると、「無音時のノイズがヒドい」という意見もありました。
まとめ
DP-300-Fの一部のレコード、特定箇所で音が出ないという問題。 原因は、DP-300-FでMC型カートリッジを使用したことでした。
間に、PE-50というフォノイコライザーをかますことで解決した今回のてんやわんや。 たぶん、オーディオに精通している方からすると、「素人がなにやってんの?!」っていう感じかもしれませんけど(笑)僕にとっては一大事でした。
初心者にとってはやっぱりレコードはむずかしいですね(笑)でも、おかげで。 今は快適にレコードライフを楽しめています。
DP-300-Fでうまく音が再生できないレコードがあったら、今回の僕の経験を参考にしてください。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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