いやぁ・・・
個人的には、かなり好きなんですけどね。
まぁ、逆に、安く購入できるからOK?
基本情報、いきましょう。
Bennie Green – Bennie Green (S/2021)
基本情報
- アーティスト: Bennie Green
- アルバムタイトル: Bennie Green
- カタログ番号: S/2021
- 音源フォーマット: ステレオ
- リリース年: 1960年
- レーベル: Time Records
- ジャンル: ジャズ
録音詳細
- 録音日: 1960年3月
- 録音場所: 不明
トラックリスト
- Sometimes I’m Happy
- Cool Struttin’
- Solitude
- Sonny’s Crip
- Blue Minor
- And That I Am So in Love
参加ミュージシャン
- Bennie Green – トロンボーン
- Sonny Clark – ピアノ
- Jimmy Forrest – テナーサックス
- George Tucker – ベース
- Alfred Dreares – ドラムス
- Joseph Gorgas – パーカッション
補足情報
- オリジナル盤はダブル・ジャケット仕様[4]
- Sonny Clarkの名曲「Cool Struttin’」「Sonny’s Crib」「Blue Minor」が収録されている[2]
- ジャケットの曲名表記に誤りがあり、「Cool Struttin’」が「It’s Time」、「Sonny’s Crib」が「Sonny’s Crip」、「Blue Minor」が「Cool Struttin’」と誤記されている[2]
- サウンド面では、無名のドラマーの弱さやボンゴの使用により全体的に安っぽい印象があるという評価もある[2]
僕が持っている盤、S/2021おそらく、オリジナル
ちょっとむずかしいところで、僕が購入したのは、DG?といっていのかわかりませんが、内溝に段差がある盤。
購入したのはDUで、そこでは「オリジナル盤」という表記はなく「US盤」の表記でした。
でも、少なくとも年代はオリジナルと同一なので、もうオリジナルでいいんじゃないかと思います。
比較したわけではないのですが、たぶん(絶対?)オリジナルと音の差はないと思います。
僕が持っている盤はこちらです。
繰り返しになりますが、正直、オリジナル盤との違いはよくわかりません。
購入前にDUにメールで質問したところ、このような回答がきました。
DGありに見えますが、DGではなく段差のあるラベルとなります
。
でも、まぁ、これが仮にオリジナルでないとしても、少なくともオリジナルと同じ年代に作られたと思われて、価格も千円ちょっと。
なら別に問題ないですよね?(笑)
あ、ジャケットは間違いなくセカンドのようです。
表紙に、メンバーの名前が印字されています。
で、内容についてですが・・・
全くと言って良いほどレコード自体は話題に上りません。原因は無名のドラマー(ALFRED DREAES)が弱いこと。ボンゴを入れて補強していますが、サウンドが全体に安っぽくなってしまいました。テナーのJIMMY FORESTは十分期待に応えるレベルだけに残念です。
『ベニー・グリーン (その他レーベル編)』BLUE NOTE、PRESTIGEに続き、その他のレーベルに録音されたBENNIE GREENのアルバムを検証します。 BENNIE GREEN(TIME…
このように、無名の奏者によるボンゴによって、評価が下がっているようですが、実際に聞いてみると・・・
すごくいいです。
何より、音が良いです。
さすがタイムレコードと頷くような音の綺麗さ。
例えば、
Cool Struttin’
Blue Minor
は、当然ブルーノートのクール・ストラッティンで演奏された有名な曲。
あれの、ニューヨーク耳ありRVG盤は持っていますが、確かにあれもいいんですけど、やはりRVG特有の「ピアノのコツコツ音」が少し気になります。
さらに、あっちのブルーノートバージョンだと、ジャッキー・マクリーンとアート・ファーマーがあまりにも目立ちすぎて(それが良いところなんですけど)個人的にはソニー・クラークの存在が少し薄れているように思えてしまいます。
それに対して、当、タイム盤におけるCool Struttin’ とBlue Minorは、しっかりとソニー・クラークが存在感を示します。
むしろ、こうして、ベニー・グリーンのタイム盤でCool Struttin’ とBlue Minorを聞いていると、ソニー・クラークがとても伸び伸び演奏していて、
「本当にソニー・クラークが表現したかったクール・ストラッティンはこれなんじゃないか?」
と邪推したくなるほどです。
例えるなら、ブルーノート盤のクール・ストラッティンは格式高い富裕層達によるダンスパーティー。
このベニー・グリーンのタイム盤におけるクール・ストラッティンは、友達の家で行われるホームパーティーのように感じられます(勝手であまりうまくない例えですみません)
でも、それがいいんです。
そしてこのアルバム。クール・ストラッティンや、sonny’s cribばかりが注目されがちですが、個人的にはそれ以外の2曲がとても良かったです。
In My Solitude
And That I’m So In Love
この2曲。勝手にこの2曲はオリジナルだと思っていたんですけど(笑)恥ずかしながらスタンダードの曲だったんですね。
クール・ストラッティンやsonny’s cribが、ブルートレインやクール・ストラッティンの楽曲をどう調理するか?に注目が集まるのに比べて、In My SolitudeとAnd That I’m So In Loveはすごく気楽に楽しく聞けます。
というかすごくいい。まるで「幸せの福音」のようにすら聞こえてきます。
たしかに全体を通して聞いていると、
「このボンゴが普通のドラムだったらもっと良かったな・・・」
と思わなくない側面もありますが、でもその分、安価にベニー・グリーンのトロンボーンやジミー・フォレストのテナーサックス。ジョージ・タッカーのベースにソニクラのピアノの流麗で綺麗な音を楽しめると思ったら、お買い得じゃないでしょうか。
このアルバム。すごく注目されないですが、でも安価だったら本当に買ってもらいたい良いアルバムです。
繰り返しになりますが、ブルーノートにおけるクールストラッティンのピアノのコツコツ音から解放されて、すごく流麗なピアノの音でソニクラのクール・ストラッティンを楽しむなら間違いなくこのアルバムです。
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