うーん、どうしても邪魔するな・・・
まずは何においても、このアルバムの基本情報から行きましょう。
僕の入手した盤はこちら。
Clifford Brown – Clifford Brown Memorial Album (Prestige PR 16008)
- アルバム名:Clifford Brown Memorial Album
- アーティスト:Clifford Brown
- リリース年:1964年 (リイシュー盤)
- レーベル:Prestige – PR 16008
- フォーマット:LP, Compilation, Reissue, Mono
- プレス:Abbey Record Manufacturing Co., Inc.
収録曲(トラックリスト)
Side A (1953年9月15日録音, スウェーデン・ストックホルム)
- Stockholm Sweetnin’ (Written by Quincy Jones)
- ‘Scuse These Blues (Written by Quincy Jones)
- Falling In Love With Love (Written by Richard Rodgers, Lorenz Hart)
- Lover Come Back To Me (Written by Oscar Hammerstein II, Sigmund Romberg)
Side B (1953年6月11日録音, アメリカ録音)
- Philly J. J. (Written by Tadd Dameron)
- Choose Now (Take 2) (Written by Tadd Dameron)
- Dial B For Beauty (Written by Tadd Dameron)
- Theme Of No Repeat (Written by Tadd Dameron)
- Choose Now (Take 1) (Written by Tadd Dameron)
参加ミュージシャン(Personnel)
Side A: 1953年9月15日録音 (ストックホルム, スウェーデン)
- トランペット:Clifford Brown, Art Farmer
- アルト・サックス:Arne Domnerus
- バリトン・サックス:Lars Gullin
- トロンボーン:Ake Persson
- ピアノ:Bengt Hallberg
- ベース:Gunnar Johnson
- ドラム:Jack Noren
- 監修:Quincy Jones
Side B: 1953年6月11日録音 (アメリカ録音)
- トランペット:Clifford Brown, Idrees Sulieman
- アルト・サックス:Gigi Gryce
- テナー・サックス:Benny Golson
- バリトン・サックス:Oscar Estell
- トロンボーン:Herb Mullins
- ピアノ:Tadd Dameron
- ベース:Percy Heath
- ドラム:Philly Joe Jones
- 監修:Ira Gitler
その他の情報
- デザイン:Don Schlitten
- エンジニア:Doug Hawkins (Side B)
- ラッカー・カット:RVG (Rudy Van Gelder)
- 写真:Charles Stewart
特徴的な点
- 1964年リイシュー盤
- Prestigeのブルーレーベルに銀文字 & トライデントロゴ付き
- Matrix / Runout
- Side A: AB RVG PRLP-7055-A PR 16008 A
- Side B: AB RVG PRLP-7055-B PR 16008
僕の購入した盤は、Clifford Brown Memorial Album PR16008(PRLP7055原盤)右紺RVG
このアルバム、いわゆる、クリフォード・ブラウンのメモリアルのアルバム。よく言われる、ブルーノートのメモリアルとは別のメモリアルアルバム。
原盤である、prlp7055は異様に高い。
といってもオリジナル盤のレコードの中ではそれほど高い部類には入らないものの。
中古レコード店で、このprlp7055のオリジナル盤が出品されると必ず3万円くらいの値段がつく。安くても2万円。
それ以上高くなることもないけれど、ほとんどのケースそれより安くなるケースもない。僕にとっては不思議なアルバム。
もちろん、ジャズレコードコレクターの端くれである僕としては、いっつもこのprlp7055が出品されるたびに、「どうしようかな」と気になっていましたが、どうしても触手が伸びませんでした。
だって繰り返しになるものの、クリフォード・ブラウンのメモリアルアルバムといえば、定番の作品であるはずなのに、昨今の高騰しているジャズレコードの中でも、値段が絶対にと行っていいほど上がらないから。
もしかして、それほど評価は高くない?
と思って後回しにしていたら、たまたま、Clifford Brown Memorial Album PR16008右紺RVGが手に入ったので
聞いてみて納得。
確かに、全体を通してみたら、悪くないアルバム。
それでも、「クリフォードブラウンを楽しむ」のが目的だったら、ウィズストリングスやスタディインブラウンの方が良いのは間違いない。
全体を通して、「ジャズを楽しむ」のが目的なら、たしかに良いアルバムなんですけど、どうしても、
A面の2曲目(’Scuse These Blues)とB面の1曲目(Philly J. J.)が、すごく悪い言い方すると邪魔になる。
穏便な言い方をすると気になる。
全体を通して、楽団的な演奏で、どちらかというとビバップ?それ以前のような印象を受けます。
ただそれはそれで楽しめるんですけど、どうしても、A面の2曲目(’Scuse These Blues)とB面の1曲目(Philly J. J.)の入りがびっくりする。
「ドゥーン!」
と、意気揚々にはじまる楽団の演奏に、まぁ、びっくりしてしまう。
これらを聞いた瞬間に、「うーん、なんか違うな。」
と感じられてしまう。その2個所さえなければ、「まぁそういうアルバム」として楽しめるんですけど、その2箇所のせいで、
「はぁ・・・」となんだか落胆してしまいます。
いや、きっと本物のジャズコレクターからしたら、「それがいいんだよ。」というのはあるのかもしれませんが、どうしても僕はその部分で辟易してしまいます。
まぁ、その部分を除いても、全体的に、「楽団の演奏」という感じなので、モダンジャズが好きな方にはあまり合わないのではないでしょうか。
全体を通すと、僕の中では、一曲目のStockholm Sweetnin’以外はそれほどは好きになれない。
参考までにこのような情報もありました。
1953年9月15日 スウェーデン ストックホルムにて録音
いちどネットで N.Y.C.盤が 27,500円で出ているのを見たことがあります。う~ん、本物の音を求めるって それぐらい価値があるものなのか。わたしはブラウニーが大好きですが そこまでは出せません。再発の 16008番ですら 5,000円前後なのです。 すごいなぁ。A面はパリで録音したヴォーグ盤より 13日前の演奏です。演奏は もちろん すばらしい。 とくにA面は快演ぞろい。 アルトのアルネ・ドムネラスもいいし、バリトンのラース・ガリンもいい。とにかく聴くべし。 Memorialジャズのアルバムを紹介するサイトです。
あ、今気づいたけど、このアルバム、A面はアート・ファーマーの演奏なの?そうなの?
え?
ちなみに私が買ったこの、右紺RVGバージョンの「pr160008」は、○○○円でした。
この価格ならいいんですけどね・・・
オリジナル盤で、数万円出すのは、個人的にはちょっと触手が伸びません。
このアルバム聞くなら、右紺RVG、あるいは「pr160008」で十分だと思います。
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