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【必聴】Miles Davis  ‘Round About Midnight CL949 片面DG 6EYES 1K:1D

3.5
miles davis

誰もが認めるA級の名盤

Miles Davis – ‘Round About Midnight (Columbia CL 949, 1961年リプレス盤)

盤仕様・特徴

  • リリース年: 1961年(オリジナルは1957年リリース)
  • レーベル: Columbia – CL 949
  • フォーマット: LP, モノラル, リプレス盤
  • ラベル仕様: 6eyeロゴ(ラベル上部に「COLUMBIA」+小さな「CBS」ロゴ入り)、CBSロゴ入り6eyeは1961年以降の仕様
  • ディープグルーヴ: 基本的にノンDG(ディープグルーヴなし)だが、極少数片面DGの個体も存在
  • カタログ番号表記: CL 949
  • ジャケット裏表記: The Miles Davis Quintet
  • ライナーノーツ: George Avakian(プロデューサー)

トラックリスト

  1. ‘Round Midnight (Hanighen, C. Williams, T. Monk)
  2. Ah-Leu-Cha (C. Parker)
  3. All Of You (Cole Porter)
  4. Bye Bye Blackbird (M. Dixon, R. Henderson)
  5. Tadd’s Delight (Dameron)
  6. Dear Old Stockholm (Traditional)

パーソネル

  • Miles Davis – トランペット
  • John Coltrane – テナーサックス
  • Red Garland – ピアノ
  • Paul Chambers – ベース
  • Philly Joe Jones – ドラムス
  • プロデューサー: George Avakian

この盤特有のポイント

  • 6eyeラベル+CBSロゴ入りは1961年から短期間のみ使用されたリプレス仕様で、オリジナル初期(CBSなし6eye両面DG)より評価はやや下がるが、コレクターズ・アイテムとして十分価値がある。
  • ディープグルーヴなし(ノンDG)が基本だが、CBSロゴ入りで片面DGの個体もまれに存在する。
  • 音質はオリジナル初期プレスと大きくは変わらず、十分に高音質。
  • 1962年には2eyeラベルへ移行、ステレオ盤(CS 8649)はリプロセスによる疑似ステレオ。
  • ジャケットやラベルのCBSロゴの有無、DG有無、マトリックス番号などで細かく世代が分かれる。

内容・評価

  • マイルス・デイヴィス初のColumbiaリーダー作で、黄金のクインテットによるハードバップの名盤。
  • 「’Round Midnight」「Bye Bye Blackbird」など、モダンジャズのスタンダード名演を収録。
  • ジョン・コルトレーン、レッド・ガーランド、ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズという歴史的名メンバー。
  • コレクター的にはCBSなし6eye両面DGが最高評価だが、CBSあり6eye片面DG/ノンDGも十分人気。

まとめ

『’Round About Midnight』CL 949の1961年リプレス盤(CBSロゴ入り6eye、ノンDGまたは片面DG)は、オリジナル初期盤より評価はやや下がるものの、音質・内容ともに優れたコレクターズ・アイテムです。マイルス・デイヴィスの歴史的名盤として、今なお高い人気を誇ります。

私の持っている盤:Miles Davis  ‘Round About Midnight CL949 片面DG 6EYES マトリックス1K:1D

正直、こんなもんでいいんじゃないかと思っています。

状態さえ良ければ。

以前もこのブログで、「ラウンド・アバウト・ミッドナイトは買わない」、「なぜならビバップっぽい曲が入っているから」と書きました。

それは新宿ジャズ談義でこのように語られているから。

 

この盤の問題は、②アーリューチャと⑤ダッズディライトの2曲のビバップ曲がハードバップ盤としての完成度を低くしてしまっていることだ。

(中略)

その他の演奏はそれなりのためアルバム評価は少し厳しめのB+とした

Miles Davis マイルス・デイビス 名盤
マイルス・デイビスの名盤及び主要作を網羅的にレビュー

そうなんですよね。

だから、買わなくていいやと思っていたものの、

やっぱりジャズレコードコレクターとしては避けては通れない盤は盤なんですよね。

なので、安くてそれなりにオトクな盤があればいつか買おうと思っていたんですけど、

待てど暮せど、セカンドコレクターにとってピッタリなCBSあり盤や2EYEバージョンがなかなか出てこない。

ということでもう仕方なく、これでいいかと思って買ったのが今回の盤でした。

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■MILES DAVIS / ROUND ABOUT MIDNIGHT
【規格番号】CL949
【外装】B VG+
【盤質】B EX-
【特記事項】US盤/底抜け、裂け/SIDE1のみDG/6EYE/MAT1K:1D
【販売価格】 SOLD OUT!!

 

完全に妥協みたいな話ですね。

でも、買ったあとに気づいたのが悔しいんですけど、SIDE1のみDGありというのは結局のところCBSありと同義ですよね。

まぁ、繰り返しになりますが、私はセカンドコレクターなので、CBSあり盤でも全くか回らないのですが、CBSあり盤としては少し割高で購入してしまった気がする(8850円)のがかなり気になるところ。

今やこのアルバム、オリジナルでも15,000円前後(さすがにそれは最安のケース)で買えるんだから、少し損した気がします。

何より、実際に買って家で聞いてみると、盤の軽さに驚いてしまいます。

うーん。。。

正直、あまり納得のいっていない買い物なのかもしれません。

とはいえ、1万円以内でオリジナルに近い音でラウンド・アバウト・ミッドナイトが変えるというのは魅力なので手放すかどうかも微妙な話。

そしてこのラウンド・アバウト・ミッドナイト。

さすがに私のジャズコレクター人生の走りだったアルバムだけに、ちょっといろいろ考えてしまいます。

私がそもそもジャズを知ったのは20年くらい前。

当時アルバイトしていたブックオフで一緒に働いていた好きになった女の子が「私ジャズ好きなんだよね。」といって、彼女に好かれるために聞き始めたのがきっかけ。

その当時、始めて聴いたのが、セロニアス・モンクやマイルスデイビス。そのマイルス・デイビスの最初のアルバムがこのラウンド・アバウト・ミッドナイト。

思い入れの深いアルバムです。

うーん、それをこんな形で手に入れて、いいのでしょうか・・・?

書いているうちに様々な疑念が浮かんできました。

マトリックスナンバーは、1K:1Dと悪くないのでやはり音は良いように感じます。

もう少し安く購入できていたら、良かったと思うんですけどね。

演奏に話を戻しましょう。

やっぱりいいですよね。

確かにビバップ曲はちょっとアルバム全体の「雰囲気」を台無しにしている感じもしなくないですが、演奏がすごい。

マイルスやコルトレーンのイケイケな時期の演奏をたっぷりじっくり楽しむことができます。

dear old Stockholmも良いです。

全体的に良いアルバムで、マイルスのコロンビアのアルバムはなぜか全体的に値下がりの傾向にありますが、やっぱりこのアルバムとkind of blueは必聴のアルバムと言えるかもしれませんね。

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追記

cottonclubさんのぶログ記事ではこのように書かれていますね。

他にもRound About Midnightは人気があるから多少は高くなるかもしれない。でもそれ以外のColumbia盤には高額になる要素がない。事実、筆者がコレクターだった時代はColumbiaのマイルスは2~3千円。ebayでは10ドルで買えた。
イメージ 3 イメージ 4
ジャケットの色合いが再発とは全く違います。これはオリジナルを持ちたい。
その他がどうして値上がりするのか、不思議で仕方がない。オリジナルが優れている点が何かあるのだろうか?
それともColumbiaのマイルスをオリジナルで集める人が増えているのか?あるいはどこかに仕掛け人がいて値段を吊り上げているのだろうか?
カインド・オブ・ブルーとラウンド・アバウト・ミッドナイト以外のコロンビアのアルバムの値段が上がっている理由がわからないとのこと。
たしかに私も、コロンビアのマイルスはこの2作品以外はあまり聞きたいとは思いません。
厳密には、サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カムとかハンク・モブレーとの共演盤とか他にも持っていたのですが、全部(状態が悪かったからというのもあるのですが)売ってしまいました。

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