【帝王の嘆息】miles blue haze prlp7054 右紺RVG

4.0
miles davis

今回ご紹介するのは、miles blue haze prlp7054。

といっても、いつものように僕が購入したのはオリジナル盤ではなくて、右紺のバージョン。

Just a moment...

おそらくこのバージョンですね。

このアルバムの必要最低限な情報を載せると、こんな感じ。

Miles Davis – Blue Haze (PRLP 7054) の基本情報

  • アルバム名Blue Haze
  • アーティストMiles Davis
  • リリース年:1956年
  • レーベルPrestige Records (PRLP 7054)
  • 録音時期:1953年5月19日、1954年4月3日 & 4月5日
  • プロデューサーBob Weinstock

収録曲(トラックリスト)

  1. I’ll Remember April
  2. Four
  3. Old Devil Moon
  4. Smooch
  5. Blue Haze
  6. When Lights Are Low
  7. Miles Ahead

参加ミュージシャン(Personnel)

  • トランペット:Miles Davis
  • テナー・サックス:Dave Schildkraut (Track 2, 3)
  • ピアノ:Horace Silver (Track 1-3), John Lewis (Track 4-7)
  • ベース:Percy Heath
  • ドラム:Art Blakey (Track 1-3), Max Roach (Track 4-7)

オリジナル盤の特徴

  • レーベル:Prestige Yellow Label (446 W. 50th St. NYC)
  • オリジナル盤の価値:数万円〜数十万円(状態による)

で、僕が買った盤は

再出ですが、こちら。

Just a moment...

右紺なので、まぁ、オリジナルからは相当年代は離れていますが、RVG刻印あり。

でもね。あらためて思うんです。

本当に、RVG刻印があれば十分。以前の記事で

案外、『耳マークあり』、『RVG』という組み合わせが大事なのかもしれません。

ただ、いずれにしても。

「『RVG』だから大丈夫だろう。」という僕みたいな安易な考えでいると損するかもしれません(泣)

少なくともこの時期のレコードは『RVG』と『耳マーク』がかなり大事なようです。

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このように、耳マークの重要性を書きましたが、そのときは、まぁ、結構耳ありも安かったんですよね。

でも今は、ブルーノートやプレスティッジの相場も上がり、耳アリなんかは相当な値段になりました。

で、今の結論としては、「耳マークなくても、RVGあれば十分いい音」という感想。

そして何よりも重要なのが、

状態が重要

という話。そんなの当たり前かもしれませんが、

以前までは多少、状態が悪くても耳ありの音がいいやつがいい!

と思っていたのですが、今は完全に考え方が変わっています。

実際、僕が購入した、miles blue haze prlp7054の右紺は、当然右紺なので耳マークなんてありません。

だけど、状態はEX-くらいで、盤にスレはあるものの、傷はなく、実際に聞いてみても全くノイズに出ていなくて安心。

購入した店舗では視聴ができない(プレーヤーの故障中とのこと)とのことだったので不安だったのですが買ってよかったです。

以前は、このブルーヘイズ、オリジナルでも、「安い」レコードで、僕の行きつけの名古屋のラジオデイズレコードでも、このレコードを売りに来たお客さんに、

「このレコードの相場はそんなものですよ。」

と言っていました。

そのくらい、5年くらい前?までは、このレコードは安い商品だったものの、

今では、これもオリジナルではたぶん、2万円以上はするんじゃないでしょうか。

それに比べて僕が購入した右紺は、状態は問題なくまぁ、3~4千円くらいの値段。

そのくらいが健全ですよね。

帝王の嘆息

と、名付けたのはもちろん、かの有名な、ヘレンメリル・クロフォードブラウンのニューヨークのため息から来ています。

この、miles blue haze prlp7054のレコード。これまで、前述のようにそれほど高い評価を受けていなかったことから、僕自身購入は後回しにしていました。

しかし今回、右紺が安く手に入ったことから聞いてみたら、すごくいい。

スタンダード曲を1曲目を除いてマイルス・デイヴィスが見事に歌いきっている。

他の、マイルスのアルバムと違って、ガチっと、肩に力を入れて集中して聞かないとならないのとは違い、このアルバムは本当にマイルス自身がリラックスして歌いきっているように感じます。

まさに、ニューヨークのため息ならぬ、「帝王の嘆息」(笑)

でもそのくらい、肩の力を抜いてリラックスしてマイルスの本質を楽しめます。

もちろん、マイルスのレコードで言えば、最も有名と言えるのはカインド・オブ・ブルーや、マラソンセッション4作でしょうが、このブルーヘイズはこれはこれで、かなりいい。

それらの作品とは違って、帝王の嘆息をリラックスして聞けるのでおすすめです。

あ、そうそう。肝心の音について書き忘れましたけど、もちろん、オリジナルと聴き比べたわけではないので、オリジナルと比べてどう、とは言えないけれど、やはりRVGです。十分満足できる音です。

少なくともマイルスの優雅なトランペットの響きが部屋中に優しく、どこか哀しげに響き渡ります。

マイルスのブルーヘイズを楽しむのであれば、オリジナルで2万とか3万とか出すよりもこちらのほうが絶対にお買い得です。(と、素人目線の僕の考えですが・・・)

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