これまたちょっと、期待外れ。
でもこの価格なら。
Billy Taylor Trio – The New Billy Taylor Trio(ABC-Paramount ABCS-226, 1958年USステレオ盤)
盤仕様・特徴
- リリース年:1958年(録音:1957年10月25日・28日、ニューヨーク)
- レーベル:ABC-Paramount – ABCS-226(USオリジナル、ステレオ、厚紙コーティングジャケット)
- フォーマット:LP, Album, Stereo(同時期にモノラル盤も存在)
- ジャケット・ラベル:表ジャケに「A PRODUCT OF AM-PAR RECORDS CORP.」、ラベルに「A PRODUCT OF ABC-PARAMOUNT RECORDS, INC.」表記の初期仕様
- エンジニア:Irv Greenbaum
- カッティング:Olmsted Sound Studios
- プロデューサー:Creed Taylor
- ジャンル/スタイル:ジャズ(Bop, Cool Jazz)
- マトリクス・ランアウト:
- Side A: ABCS #226A-R OSS Stereo #052158 1
- Side B: ABCS #226B-R OSS Stereo #052158 2
パーソネル
- Billy Taylor – ピアノ
- Earl May – ベース
- Ed Thigpen – ドラムス
トラックリスト
- There Will Never Be Another You(Harry Warren, Mack Gordon)– 4:55
- Sounds In The Night(Billy Taylor)– 6:32
- The More I See You(Harry Warren, Mack Gordon)– 4:17
- Will You Still Be Mine(Matt Dennis, Tom Adair)– 4:05
- ‘Round Midnight(Thelonious Monk, Cootie Williams, Bernie Hanighen)– 6:27
- There’s A Small Hotel(Richard Rodgers, Lorenz Hart)– 4:09
- I Never Get Enough Of You(Bob Haymes)– 4:30
- Titoro(Billy Taylor)– 6:58
- Test Tone – 0:10
録音:1957年10月25日・28日、ニューヨーク市
この盤特有のポイント・コレクター情報
- 名トリオ:Billy Taylor(ピアノ)、Earl May(ベース)、Ed Thigpen(ドラム)による黄金トリオ。Thigpenはこの録音の翌年、Oscar Peterson Trioに加入。
- 繊細かつリリカルなピアノタッチ、抜群のインタープレイ、50年代後期ピアノトリオ黄金期の姿を記録。
- プロデュースはCreed Taylor、エンジニアにIrv Greenbaum、オリジナル盤は分厚いコーティングジャケット。
- モダンジャズ・スタンダードとTaylor自作曲をバランスよく収録している。
- 録音に参加したEarl May、Ed Thigpenいずれも後年名盤・セッションで活躍。
- 各種リイシューCDはボーナストラック追加版も存在。
まとめ
『The New Billy Taylor Trio』(ABC-Paramount ABCS-226, 1958年USステレオ盤)は、繊細で情感豊かなピアノと推進力のあるリズム隊が織りなすモダン・ジャズ・トリオの佳作。50年代NY録音ならではの温かみと完成度を誇る逸品である。
情報元Discogs URL:
私の持っている盤、Billy Taylor Trio The New Billy Taylor Trio ABCS-226 USステレオ盤 DGなし
もともと、私はbilly taylorが好きです。
すごく落ち着いた音楽で、すごく心が洗われるようなきれいな音楽。
まるで、billy taylorの人柄がにじみ出ているような優しいピアノが大好きです。
prestigeのbilly taylor vol.1,2やtouch ofなど。
世間的な認知は低いbilly tarlorですが、そのおかげで、比較的控えめな価格で入手できるし、それでいてすごく素敵な音楽を奏でてくれます。
今回ご紹介する盤を手に入れることになったきっかけは、
早速聴き較べてみると、ステレオ盤はピアノの響きが美しい。キレイな音だ。モノラルの音も悪くないけど、ステレオはミディアム~スローな曲での透明感が素晴らしくいい。音についてはステレオの勝ち。
それなのにオリジナル・ステレオは1000円。同じABC-Paramountのat The London Houseもステレオを探してみようかな。DUさん、1000円でお願いします。
『1000円で買ったステレオ盤が、12000円のモノラル盤より音が良くて、マイッタ。』DU新宿ジャズ館の新着中古コーナーで、The New Billy Taylor Tiroステレオ盤を見つけた。オリジナル(たぶん)なのに、ナント1000円。盤…
The New Billy Taylor Trio(ABC Paramount ABC226)12inchどれも大差はないのですが、筆者はコレが僅差で最高作と思っています。トリオのバランスとノリがすばらしい。完成度高し。


Titoroという最後の一曲。
これがいただけない。
なんだかドラムソロがやたらと長くて、
まるで、art blakeyのmoaninのB面1曲目(だったかな?)のアート・ブレイキーのドラムソロのように。
やたらと長い。
やたらと主張が大きい。
まだ、moaninの方はそれでいいと思います。
アート・ブレイキーのアルバムなんだから、アート・ブレイキーが一人でドカドカ叩きまくっているのも頷ける。
だけど、このアルバムは、ビリー・テイラーのアルバムなんだから、ビリー・テイラーが主役であるべきであって、最後の曲のこのドラムの長尺のドカドカソロはいらない。
せっかく、それまでいい気分で、うっとりしていたのに、そこで台無し。
まるでフリージャズのようにものすごいドラムソロを叩き続けます。
うーん、この一曲がなければ、アルバム全体の総評としては悪くないんですけど、
この1曲のせいでわたしのなかでは評価を大きく落とす結果となっています。
まぁ、ドラムが好きな人はいいのかな・・・?
1700円。この価格ならいいかなという感じです。
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