よろしければこちらから応援をお願いします。
珍しく、連続投稿(笑)
今後もこのくらいのペースで投稿していきたいなと考えていたりします。
さて、今日の話題は、うーん・・・ビルエバンスか、チェットベイカーについて書こうと思ったんですけど、と書いている途中でふと大事な問題を思い出しました。
目次
- 1 Bud Powell Jazz Giant オリジナル2nd聴き比べ
- 1.1 Bud Powell Jazz Giant オリジナルと2ndの違い
- 1.2 MGN-1063とMGV-8153の聴き比べ
- 2 結論
Bud Powell Jazz Giant オリジナル2nd聴き比べ
そう・・・このことを書こうとしていてスッカリ忘れていました(笑)
ご存知の方も多いと思いますけど、Bud Powell Jazz Giantは言わずと知れたBud Powllの名盤ですね。
1949年と1950年、バドパウエルの絶頂期を捉えた作品として有名です。
奏者も、Ray Brown(ベース)、Curly Russell(ベース)、Max Roach(ドラムス)と来てるんだから、いい演奏になること間違いなしっていう感じですよね。
僕は音楽的なことは全くわからないので、詳しくは理解できていないんですけど、一説には、バドパウエルの圧倒的なピアノの速さに、マックスローチがついていけていないとの声もあります。
真偽の程はわからないのですが・・・まぁ、演奏的なことは、もうたくさんの方が書いていますし、繰り返しますが、専門的なことはわからないので、他の方にお任せするとして。
Bud Powell Jazz Giant オリジナルと2ndの違い
これまた、既知の情報かと思われますが、一応載せておくと、Bud Powell Jazz Giantのオリジナル盤は、スタンパーはMGN-1063で黄色TP(トランペッター)ラベル。
同じく、2ndはMGV-8153で黒TP(トランペッター)ラベルです。
基本的にこちらのサイトでも書かれているように、黄色TPをオリジナルとする場合が多いですよね。
ディスクユニオンでも、基本は黄色TPをオリジナルとしています。
MGN-1063とMGV-8153の聴き比べ
先に結論から。
舐めてました(笑)黄色TP(オリジナル)の実力を。
圧倒的な音の違いがありました。
まず、こちらが、MGV-8153、黒色TP(2nd)の演奏。
聴き比べはどちらも、1曲目のTempus Fugit。
まぁ、パソコンに変換した音でどこまで伝わるかはわからないんですけど・・・確かにいい音はいい音なんですけど、オリジナルを聴いた後に書いているからかわからないのですが、というか、購入当初から思っていたことなんですけど・・・確かに演奏はすごい。
すごいことはスゴいんですけど・・・どこか遠くで演奏している音のように聞こえます。
コンサート会場や映画館で言えば、会場中央くらいの席で聴いているようなそんな音。
確かに、音は悪い。何度ユニヴァーサルがリマスターしようが、ダメなものはダメだろう。
引用元:Bud Powell / Jazz Giant : ジャズ侍の無節操三昧
こちらの方が、ご自身のサイト内でこのように書かれているように、たぶん、マスターの録音環境があまりよくなかったんでしょうね。
そう思って諦めていたんですけど、たまたま、オリジナル(MGN-1063)が手に入ったので聴き比べることができました。
続いてオリジナルのMGN-1063。黄色TPです。
これも、どこまでパソコンに変換した音で伝わっているかはわからないのですが、全然違います。
まず、もう、一音目から全然違う。
言葉で表すならば、鬼気迫る演奏がグッと伝わってきます。
結論
MGV-8153(2nd)とMGN-1063(オリジナル)の音の違い。
いろんな意見があると思うんですけど、少なくとも、うちの環境で聴いた限りだと、全然音が違います。
まぁ、無理をして、オリジナルを買う必要はないかもしれません。
十分、MGV-8153(2nd)でも、Bud Powell Jazz Giantの魅力を堪能することはできると思います。
だけど、本格的に。Bud Powellの絶頂期の演奏を楽しみたいのであれば。あの、鬼気迫る演奏に心奪われたいのであれば、やはり、MGN-1063(オリジナル)で聴くのがおすすめです。
少なくとも、MGV-8153(2nd)とMGN-1063(オリジナル)、両方が手に入るような状況になったら、迷わずMGN-1063(オリジナル)に手を伸ばすのがおすすめです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
コメント