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親の家を片付ける:失敗しない遺品整理業者の選び方|悪徳業者を回避する5つのチェックポイント

生前整理・実家じまい

親の家を片付ける:失敗しない遺品整理業者の選び方|悪徳業者を回避する5つのチェックポイント

こんにちは、遺品整理アドバイザーの坂本響です。実家の片付けを進める中で、「レコード以外にも着物や骨董品、家具などが大量にあって、自分たちだけでは手が回らない…」と途方に暮れていませんか?

親御さんが大切にしていた品々を整理するのは、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかります。そんな時、頼りになるのが「遺品整理業者」ですが、残念ながら高額請求や不法投棄を行う悪徳業者も存在します。

この記事では、初めて遺品整理業者を利用する方に向けて、優良業者を見極めるための具体的な5つのチェックポイントと、見積もりから作業完了までの流れを分かりやすく解説します。後悔のない遺品整理のために、ぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人
  • ケン

    私自身の苦い後悔を原点に、「レコードの価値を未来へ繋ぐ」という信念で、一枚一枚の記事を執筆しています。収集の喜びも、売却の知識も。セカンドコレクターとして全力で文章を綴ります。 → プロフィール


この記事の監修者
  • 佐々木 誠(遺品整理士 / 生前整理アドバイザー)

    遺品整理・生前整理の専門家として、10年間で500件以上の「実家の片付け」案件に携わる。特に、故人の趣味の品やコレクションの価値を正しく見出し、ご遺族が納得できる形での整理・処分を得意とする。「捨てる」だけではない、モノと想いを次世代に繋ぐ片付けをモ-ットーに、各種メディアでの情報発信やセミナー講師も務める。

遺品整理業者に依頼するメリットとは?

遺品整理業者は、単なる不用品回収業者とは異なります。遺族の気持ちに寄り添い、故人の生きた証を丁寧に扱うプロフェッショナルです。

  • 仕分けのプロ: 貴重品、思い出の品、リサイクル品、廃棄物を的確に仕分けます。
  • 供養とお焚き上げ: 人形や仏壇など、そのまま捨てるには忍びない品物を供養してくれます。
  • 権利書や通帳の捜索: 遺産相続に必要な重要書類を見つけ出します。
  • 清掃と消臭: 長年住んでいなかった家の清掃や、特殊清掃(孤独死などの場合)にも対応します。

失敗しない遺品整理業者の選び方:5つのチェックポイント

数ある業者の中から、信頼できるパートナーを見つけるために、以下の5点を必ず確認しましょう。

1. 「遺品整理士」の資格を持っているか

一般社団法人遺品整理士認定協会が認定する「遺品整理士」の資格は、法規制や供養の知識を持っていることの証明です。資格保有者が在籍している業者を選びましょう。

2. 訪問見積もりが無料かつ明朗会計か

電話やメールだけの見積もりはトラブルの元です。必ず現地を訪問してもらい、追加料金が発生しない「確定見積もり」を書面でもらいましょう。「一式〇〇円」といったどんぶり勘定ではなく、作業費、処分費、車両費などの内訳が明確かどうかも重要です。

3. 許認可を取得しているか

家庭から出る不用品(一般廃棄物)を運搬・処分するには、自治体の「一般廃棄物収集運搬業許可」が必要です。または、許可を持つ業者と提携している必要があります。「古物商許可」だけでは廃棄物の処分はできませんので注意してください。

4. 接客態度と身だしなみ

見積もりに来たスタッフの対応は、当日の作業員の質を映す鏡です。挨拶や言葉遣いは丁寧か、質問に誠実に答えてくれるか、清潔感はあるかを確認しましょう。大切な遺品を扱うのですから、信頼できる人柄かどうかも重要な判断基準です。

5. 口コミや実績を確認する

ホームページの「お客様の声」や作業事例だけでなく、Googleマップの口コミや外部の評判サイトもチェックしましょう。特に、悪い口コミに対する業者の返信対応を見ると、誠実さが分かります。

遺品整理の流れと準備

スムーズに作業を進めるために、一般的な流れと、依頼前にやっておくべきことを把握しておきましょう。

Step 1: 親族間での話し合い

業者に依頼する前に、誰が費用を負担するか、形見分けはどうするかなど、親族間で合意形成をしておくことがトラブル防止の第一歩です。

Step 2: 業者への問い合わせ・見積もり

3社程度に相見積もりを取り、料金とサービス内容を比較検討します。

Step 3: 契約・作業実施

契約内容に納得したら、作業日を決定します。当日は立ち会うのが理想ですが、遠方の場合は鍵を預けてお任せできる業者もあります。

Step 4: 作業完了・確認・支払い

作業終了後、部屋の状態を確認し、問題なければ料金を支払います。

まとめ:心の整理をつけるためにも、プロの力を借りよう

遺品整理は、単なる片付けではなく、故人との思い出を整理し、遺族が前を向くための大切な儀式です。無理に自分たちだけで抱え込まず、信頼できるプロの力を借りることで、心身の負担を減らし、納得のいくお別れができるはずです。

この記事で紹介したチェックポイントを参考に、あなたとご家族にとって最適な業者を見つけてください。

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