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【歴然】Stan Getz Joao Gilberto V-8545のVANGELDER刻印付き。片面VANGELERの音の比較も

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さて、今回ご紹介するのは、

「今さら?」

と思われてしまいそうな、ゲッツジルベルト。

今更、ジャズ若輩者の僕が紹介する必要もない大名盤。

といっても、逆に有名すぎて、「オリジナルジャズレコード」の中ではそんなにレア度が高くはない一枚。

厳密に言うと、なぜかスタンゲッツのオリジナル盤レコードってそんなに高くないんですよね。

なぜか?

ハードバップではないから?

クールジャズと言われているから?

まぁ、どちらにしても、素人の僕にはその辺の明確な理由はわかりません。

実際、僕もこの記事で書きましたが、

Lee MorganのLee Wayとオリジナル盤レコードは結局どこで買えばいい?という見解

 

はじめて買ったと記憶しているオリジナル盤のジャズレコードが、ゲッツジルベルトで、

4,000いくらからだったと記憶しています。

 

いずれにしても、そこまでレア度が高いというわけではない一枚。

 

一応詳細を紹介しておくと

 

Stan Getz / Joao Gilberto V-8545

メンバーは以下の通り。

Stan Getz (ts)
Joao Gilberto (g,vo)
Antonio Carlos Jobim (p)
Milton Banana (ds)

曲目はこちら。

A1. The Girl From Ipanema
A2. Doralice
A3. Para Machuchar Meu Coracao
A4. Desafinado
B1. Corcovado
B2. So Danco Samba
B3. O Grande Amor
B4. Vivo Sonhando

という感じ。

先ほど、レア度は高くない、と書きましたが、やはり、ネット通販とかで出品されるとすぐにsold outになります。

「レア盤」というわけではないのでしょうが、「王道の人気盤」というのは確かだと思います。

Stan Getz / Joao Gilberto V-8545 オリジナル、VANGELDER刻印

さて、なぜそんな、レア盤でもないStan Getz / Joao Gilberto V-8545をわざわざご紹介するのか?

それはたまたま、僕がStan Getz / Joao Gilberto V-8545のオリジナル盤の中でもレア度の高い1枚を手に入れたからです。

それがこちらです。

そう・・・

最後の1枚の写真をよくご覧いただきたいのですが、なんと、VANGELDER刻印付きなんです!

これ、相当レアなんですよね・・・

一応、VANGELDER刻印についてご存じない方は、こちらの記事を参考にしてください。

https://radiodaysrecords.blogspot.com/2017/12/blog-post.html

 

いつもご贔屓にしていただいている、ジャズレコード屋さんのブログ記事。

VANGELDER刻印について検索すると、いろんなサイトが出てきましたけど、やはりこのブログの記事が一番わかりやすく、VANGELDER刻印の「音の良さ」について語られていたので、リンクをさせていただきました。

さて、ここまで書いたように。

というか、オリジナルジャズレコード収集者には当たり前の知識ですが、

VANGELDER刻印のあるレコードは音がいいとされています。

それがオリジナル盤であればなおさら。

逆を言うと、どれだけオリジナルの条件を満たしているレコードであっても、

VANGELDER刻印がなければ価値はガクッと下がります。

それだけ、ジャズレコードにおいては、VANGELDERはかなり重要度が高いです。

 

実はこのレコード、2019年、4月のちょっと前くらいにsaboten recordsさんで一度出品されました。

でも、そのときは、Stan Getz / Joao Gilberto V-8545のVANGELDER刻印付きがそんなに珍しいものとは知らず、スルーしてしまったんです。

そうしたらすぐに売り切れてしまいました。

あとあと、調べてみても、Stan Getz / Joao Gilberto V-8545のVANGELDER刻印付きなんて調べても全く出てこない。

それだけ、希少価値が高いレコードだったということなんでしょうか・・・

極めつけは、

http://blog-shinjuku-used.diskunion.net/Entry/8703/

この日のディスクユニオンのセールに並んでいたときのこと。

たまたま、僕の前に並んでいた人に、その話をしたんです。

「実は、以前ある店で、Stan Getz / Joao Gilberto V-8545のVANGELDER刻印付きが出品されたんですけど、買い逃してしまったんですよね・・・」

と。

その方は、名前は存じ上げないんですけど、すごいジャズレコードコレクターで、ブルーノートのオリジナル盤は全部持っていて、その他にもすごいオリジナル盤を多数持っていらっしゃる方。もう、ジャズオリジナル盤の収集歴もものすごい長い方とのこと。

その方に、(ちなみにその方は、ディスクユニオンのオリジナル盤セールにはだいたいいらっしゃいます。その後も何度かお会いしました)Stan Getz / Joao Gilberto V-8545のVANGELDER刻印付きの話しをしたら、

「ゲッツジルベルトのVANGELDER刻印付きなんてあるの?」

と言われました。

そこからさらに後悔の念が走り出しました(笑)

そんな、ものすごいジャズコレクターの方でさえ、Stan Getz / Joao Gilberto V-8545のVANGELDER刻印付きの存在を知らないなんて・・・

それだけ珍しいジャズレコードを買い逃してしまった自分を悔やみました。

ところが、意外なことに(笑)

先月か、先々月くらいですかね。

つまり、2020年5月か6月くらいに、意外とスッと手に入りました(笑)

まぁ、それも、あるレコードショップのネット通販だったので、たぶん迷っていたらまたすぐになくなっていたと思います。

今回は出品されると同時に速攻で買いました(笑)

また同じ思いはしたくないので(笑)

ちなみに、余談ですけど、Stan Getz / Joao Gilberto V-8545のVANGELDER刻印付きの話しを、これまた贔屓にしていただいている、ディスクユニオンのジャズ担当者の方に話しをしたら、

「確かにStan Getz / Joao Gilberto V-8545のVANGELDER刻印付きは最近見ないですね・・・」

と言っていました。

「最近見ない」ということは、そこまでレアではないの?

なんて勘ぐってしまいましたが、そこまでは訊けませんでした。

Stan Getz Joao Gilberto V-8545のVANGELDER刻印付きの音の違い

で、肝心の音の話し。

VANGRLDER刻印とそうでない盤の音の違いはあるのか?

という話し。

残念ながら、元々持っていた、Stan Getz Joao Gilberto V-8545のVANGELDER刻印なしのオリジナル盤の方は、刻印ありが手に入った時点で手放してしまいました。

なので、実際に録音して聴き比べることはできません。

あ、ちなみに、今回紹介しているStan Getz Joao Gilberto V-8545のオリジナル盤は「溝なし」ですが、オリジナルです。

厳密には、「溝なし」のverve T-MGMレーベルは東海岸プレスでのオリジナルみたいですね。

その辺は、僕は詳しくはないのでこちらを参考にどうぞ。

http://sabotenrecords.info/?p=1719

で、そんなStan Getz Joao Gilberto V-8545のVANGELDER刻印付き。

刻印なしのオリジナルを、売る前に聴き比べてみたんですけど・・・

差は歴然。

いやぁ・・・

ここまで音が違うとは恐れ入りました。

聴き比べをここですることができないのですが、実際に1~2ヶ月くらい前に聴き比べたときには驚かされました。

つまり、Stan Getz Joao Gilberto V-8545のオリジナル。

VANGELDER刻印ありとなしを聴き比べると、

断然VANGELDER刻印ありの方が音がよかったです。

詳述すると、やはりVANGELDER刻印の方が音が前面に出てくるんですよね。

刻印なしの方は、どっかスピーカーの奥の方で演奏が流れてくるイメージ。

とにかく、刻印ありの方は前面に音が押し出されてくるようで、迫力満点でゲッツジルベルトの演奏、ボーカルを楽しむことができました。

これはぜひ、VANGELDER刻印ありで聴いていただきたいと思いました。

片面VANGELDERの音の違い

ちなみに、さりげなくスルーしてきましたが、今回手に入れたStan Getz Joao Gilberto V-8545のVANGELDER刻印付きは、「片面のみVANGELDER刻印あり」です。

厳密にはSIDE Aのみ。

SIDE BにはVANGELER刻印はありませんでした。

購入後、発送される前に、その店の店主にメールで訊いてみました。

「この片面VANGELER刻印はどういう意味なんでしょうか?片面だけVANGELERがカッティングしたということでしょうか?それとも、両面ともVANGELERがカッティングしたけれど、刻印が漏れているだけなのでしょうか?」

と。

しかし、そのレコードショップの方も正解はわからないようでした。

一応、ディスクユニオンのジャズ担当者の方にも質問してみましたけど、やはり正解はわからないとのことでした。

ということで。

僕自身が改めて、Stan Getz Joao Gilberto V-8545のVANGELDER刻印付きのSIDE A(VANGELER刻印あり)とSIDE B(VANGELER刻印なし)を聴き比べた結果・・・

たぶん、絶対(笑)SIDE A(VANGELER刻印あり)のみ、VANGELERがカッティングした盤で、SIDE BはVANGELERがカッティングしていない。

と感じました。

 

それだけ、SIDE A(VANGELER刻印あり)とSIDE B(VANGELER刻印なし)の音に歴然とした差がありました。

それは、Stan Getz Joao Gilberto V-8545のVANGELDER刻印ありと、刻印なしのオリジナル盤を聴き比べたときと同じような感覚。

 

圧倒的なド迫力で音が前面に押し出されてくるSIDE A(VANGELER刻印あり)に比べて、SIDE B(VANGELER刻印なし)はやはり、音がこもっている感じがありました。

 

つまり・・・

あくまでも、Stan Getz Joao Gilberto V-8545で、僕が聴いた限りでの結論ではありますが、

片面VANGELERは、その刻印がある面のみVANGELERがカッティングした盤

なんじゃないかと思います。

 

正解ではないのですが、あくまでも僕の結論です。

 

総評

さて、思ったより長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。

Stan Getz Joao Gilberto V-8545のVANGELDER刻印ありとなしの違い。

何度も書いてきましたけど、VANGELER刻印ありとなしでは音が全然違います。

もし、Stan Getz Joao Gilberto V-8545のVANGELDER刻印ありを見つけたら、速攻で買うのをおすすめします。

レア度の高さも去ることながら、やはり音の違いが断然違います。

本格的に、ゆったりとした時間の流れるStan Getz Joao Gilbertoを聴きたいのであれば、断然VANGELER刻印ありを購入するのがおすすめです。

めったに出てくる盤ではないです。

少なくとも、僕は2019年4月頃に1回だけネット通販で見て、それ以来。

ちょうど約1年後の2020年5~6月頃まで一度も目にしませんでした。

やっぱり欲しかったレコード、後から欲しかったと後悔するレコードってすごくよく探すじゃないですか?

それだけ必死になってくまなく探しても見つからなくて、もう諦めていたんです(笑)

Stan Getz Joao Gilberto V-8545のVANGELDER刻印付きは、手に入らないんだろうな・・・

と。

そんなときにたまたま見つけただけであって、

1年間、Stan Getz Joao Gilberto V-8545のVANGELDER刻印付きを見ることは1度もありませんでした。

あくまで、僕の情報網での話しですが、出品されたとしても1年に1回あるかないかくらいです。

ネットで調べてもほとんど情報・・・

いや全く情報が出てこないレア盤です。

Stan Getz Joao Gilberto V-8545のVANGELDER刻印付き。

見つけたら速攻で購入するのが本当におすすめです。