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はじめにお断りしておくと(笑)。
まだ僕はジャズレコードを集め始めて1年も経ってないペーペーです。
まだわからないことだらけだし。
ジャズの音楽的なこと、専門的なことは全くと言っていいほどわかりません。
このブログでは、僕が気になって選んだジャズのレコードを。
僕のフィーリングで書いています。
たぶん。
間違っていることもあるのかもしれませんけど。
可能な限り調べていますし、フィーリングに関しては僕の思ったままのことを書いています。
だから、まぁ何が言いたいかっていうと。
ジャズレコード収集家の方や。
ジャズの専門家的な方からすると的外れなことが多いかもしれませんけど。
温かい目で見守ってください(笑)。
で、今回ご紹介するのは、Jimmy Smith『The Sermon!』。
ジャズを聴き始めたのは20歳くらいからでしたけど。
その頃から、ここ最近まで。
オルガンジャズには全くといっていいほど興味がありませんでした。
やっぱり花形の楽器に比べると、どうしてもあとまわしにしたくなる印象があったんです。
でも、今回。
また安価でオリジナル・・・ではないんですけど(笑)に近い盤が手に入ったのでそのレビューをしていきたいと思います。
目次
- 1 Jimmy SmithのThe Sermon!
- 1.1 プレイヤーと演奏曲
- 1.2 内容
- 2 Jimmy Smith The Sermon! BLP 4011のオリジナル盤
- 2.1 オリジナル盤の条件
- 2.2 僕の持っている盤
Jimmy SmithのThe Sermon!
まずは、Jimmy Smith、The Sermon!のご紹介から。
ジミー・スミスはジャズ界でのオルガン奏者の先駆者と言われています。
そんな彼のブルーノート・レコードでの有名盤に、
- The Sermon!
- House Party
の2つがあります。
この2つは、1957年8月と1958年2月の二度にわたった行われたセッションを分けて発売したもの。
そのうちのひとつ、The Sermon!についてです。
ちなみに、The Sermon!は「サーモン」(鮭)だとずっと思っていたんですけど、「説教」という意味みたいですね(笑)。
プレイヤーと演奏曲
プレイヤーと演奏曲を見ていきましょう。
プレイヤー
- LEE MORGAN(トランペット)
- LOU DONALDSON(アルトサックス)
- GEORGE COLEMAN(アルトサックス)
- TINA BROOKS(テナーサックス)
- KENNY BURRELL(ギター)
- EDDIE McFADDEN(ギター)
- ART BLAKEY(ドラムス)
- Donald Bailey(ドラムス)
僕が語ることなんてなにもないんじゃないか?と思うくらい蒼々たるメンツですね。
このメンバーでセッションしたら、悪い演奏になるわけない。
と思えてしまうくらいの面々です。
演奏曲
A面
- The Sermon
B面
- J.O.S
- Flamingo
Flamingo以外は、ジミー・スミスが作曲した曲です。
内容
はじめに思うのは。
オルガンジャズの入りがこれでよかった。
ということ。
オルガンジャズというと、ちょっと入りがたい。
敷居を勝手に作ってしまっていたのですが(笑)。
この、The Sermon!はとっても聴きやすい。
1曲目のThe Sermon!からとっても軽快な音楽でノリやすいです。
ギターもいいし、Lee Morganのトランペットもすごく聴き惚れる。
しかも、この当時、Lee Morganは19歳だったというんだから驚きですよね。
1曲目はオルガンジャズの入りとしてはすごくいい曲調です。
2曲目は打って変わって緊迫感のある曲。
「さっきの優雅な雰囲気はなんだったの?」とでも言いたくなるような(笑)。
とってもスリリングで緊迫感のある演奏に変わります。
リー・モーガンとジョージ・コールマンのホーンセクションが特に熱いです。
1曲目とはまるで違うけど、これはこれでいい。
3曲目は、Flamingo。
これまた一風変わって、リラックスした曲調。
優雅な気持ちにすらなる名演です。
これって、オルガンだからこそ醸し出せる演出だと勝手に考えています。
ギターとの相性も抜群です。
きっとこういうのを、全体的にバランスのとれたアルバムというんでしょうね。
Jimmy Smith The Sermon! BLP 4011のオリジナル盤
さて、そんな、Jimmy Smith The Sermon!のオリジナル盤の条件について見ていきましょう。
オリジナル盤の条件
- レーベル住所:47 West 63rd – NYC
- RVG刻印あり
- 両面DG(深溝)
- 手書き9M
- ジャケット住所:47 WEST 63rd St.,(INC表記なし)
- コーティングジャケット
- 耳あり(P)
- レーベルⓇなし
と、これが完全オリジナルの条件なんですけど。
この「Ⓡなし」というのは滅多にないみたいですね。
本格的にコレクターとなるのであれば。
やっぱりⓇなしも持っているべきなんでしょうけど、さすがに僕はまだその域には達していません。
僕の持っている盤
↑わかりづらいけど「9M」刻印。
で、僕の持っている盤はこちら。
https://www.discogs.com/ja/master/view/33100
こちらのサイトを参考にすると、どうやら「セカンド」に近いようです。
(実際購入した店舗でも「セカンドプレス」と表記していました。)。
しかし、残念ながら「耳マーク」はありません。
LIBERTY(リバティー)ラベルではないのでそんなに新しい方ではないと思うんですけど。
3rdくらいかな?と思っています。
と、ここで。
「耳なし」のブルーノート(BLUE NOTE)というと、このときの悪夢が蘇ってきます。
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【脅威の世界】想像を超えた創造。the amazing bud powell vol.1&2 BLP1503&am…
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なんだか久しぶりの投稿になってしまいましたジャズライクのブログ。
大人の事情で、これまで形式張った投稿になっていましたが(笑)これからは割とフリーダムに記事を書いていこうと思います。
2019年のGW、皆様いかがおすごしですか?10連休と言うことで楽しんでい…
簡単に概要を説明すると。
diskunionで、「オリジナルじゃなくてもRVGが刻印されていれば良音でしょ?!」と思って買ったら「耳なし」で音が残念だったという話・・・ですが、4000番台だからということもあるのか?
この、ジミー・スミスのThe Sermon!に関しては、耳なしでも十分いい音でした!
特に、2曲目。
『J.O.S』の緊迫した雰囲気は、ストレートに鳴り響いています。
ちなみに僕が買ったのは2,800円。
このプレスでこの価格ならお得値ですね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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