【オリジナルの10分の1の価格】The Thelonious Monk Trio Monk’s Moods オランダ盤 PPR080(PRLP 7027原盤)これだからレコード探しはやめられない

仕事中に、その傍らで、このブログ記事を書いているのでざっくりした内容になると思いますが、執筆。

昨日は、大学時代のサークルの仲間、正確にはほとんどが先輩だけど、と会うために久しぶりに新宿に馳せ参じました。

もう1ヶ月くらい前から決まっていたので、かなり前から、ディスクユニオンのオンラインショップを漁って、各店舗で数枚取り置いてもらっていました。

マイルス・デイビスのblue haze右紺RVG

これらのレコードを、ディスクユニオン新宿店や、その道中にある町田店に取り置いてもらい、それぞれ試聴。

正直、残念なことに、一番の楽しみだった、mobleyは、試聴中針飛び箇所を見つけて断念。2650円と破格だったものの、針飛び物は買いたくないです。

でもそのお店で、鳥置いてもらっていた、clifford brown memorial album右紺RVGを購入。なにせ、状態はすこぶるよく、980円。980円ですよ!

もちろん、手書きRVGなので音も十分良い。

正直演奏としては、「楽団」的な内容が多いので、そこまでクリフォードブラウンを楽しめるアルバム、というわけではないのですが、それでも980円で、ブラウンのRVGの音が楽しめるのであれば十分ですよね。

で、bookerlittleに関しては、楽しみにしていて、状態も良かったのですが、25000円という価格に断念。

正直、今の経済状態では、そんなに変えません。

トミフラのmvlp9は、パッと見た感じ、ちょっと気になる傷があったものの、モノ針で聴くとそれほど気にならなかったので購入。

それも3600円くらいだったかな。オリジナルを買うのに比べたら破格です。

ブルーヘイズは、同じく3600円くらい。まぁ、安いと言えば安いけれど、もともとブルーヘイズそのものがそれほど高い盤でもないので、お得感はそれほどありません。

それよりも困ったのがブッカーリトル。

さっきは、「値段の面で断念。」と一言で書きましたけど、その断念に至るまで1時間以上葛藤していました。店内でA面×2 B面×1を流してもらって、結局断念しました。

でも、その後も「本当にこれでよかったのか?」と後悔がぬぐえず、ディスクユニオン新宿ジャズ館を出た後も、いろいろなレコード店を巡りながら、「これでよかったのか?」と葛藤していました。

で、いろいろあり、結局もう一度、ディスクユニオン新宿館に戻り、もう一度軽くディグってみました。

すると、「欧州盤」のコーナーで、サッと拾い上げた一枚が、今回記事タイトルで取り上げている、セロニアスモンクトリオ。

www.discogs.com

 

ん?

最初取り上げて、プライスカード面を見て驚きました。

monks moods

3800円くらい

RVG

ん?

そう。

上記は、オランダ盤です。

でも、よくみると、「prlp7027原盤」と書いてあるじゃないですか。

あれ?

と思い、スマホで調べてみると、そう。「The Thelonious Monk Trio」のプレスティッジ盤の、オランダ盤です。

でも、「RVG」とは書いてあるものの、両面RVGとは書いていない。

まぁ、そういうことだろうなと当たりをつけていました。

だって、セロニアス・モンクですよ?

発売されたら群雄割拠。みんな取り乱して競い合うあの、モンクのRVG盤が余っているわけでない。

と思って、中を開けてみたら両面RVG。

しかも、盤は綺麗。傷は見当たりません。

ぐっと目を近づけて見てみたら、確かに、プレスミスが2~3箇所ありましたが、小さいので、僕のギリギリ許容範囲内。

3~4回程度の周回ノイズ。

何度も言います。

The Thelonious Monk Trio、prlp7027を原盤とするオランダ盤のRVGです。

今までも何度も、右紺バージョンかな?はオンラインで見かけても、すぐに売り切れて結局手に入りませんでした。

未だに打っているには打っているものの7~8,000円くらいするので手が出ませんでした。

でも、こちらは、つまり、PPR080のオランダ盤は、おそらくオリジナルの10分の1くらいの価格。

それでいて、さらに、昨日はたまたまディスクユニオンのセールで5%オフでした。

「うわ!これはラッキー!」と良い掘り出し物を見つけることができました。

ずっと葛藤し続けた、25000円のブッカー・リトルを諦めたら、セロニアス・モンクトリオがオリジナルの10分の1の価格で手に入りました

ちなみに、ネットで調べたら、こんな意見も。

 

US盤を10点とするとイタリア盤は9点、オランダ盤は8点という感じ

「Relaxin’」のイタリア盤とオランダ盤 ~寛ぐ美女たち~

 

上記は、リラクシンのオランダ盤についての点数評価ですが、まぁ、同じと考えていいでしょう。

実際、今、PPR080のモンクトリオを聞き終わりましたが、言われてみれば、別の盤における、「プレスティッジオリジナル盤」と比べると、「音の迫力」みたいな面では少し負けている気もしますが、何度も言います。「オリジナル盤の10分の1の価格でRVGのモンクの音」が聞けるなら十分でしょう。十分にRVGのモンクの音が楽しめます。

ずっと欲しかった、モンクトリオのRVG盤がオランダ版とはいえ、オリジナルの10分の1の価格で手に入って本当に良かったです。これだから、レコード探しはやめられないですね。こういう事があるから。

追記:

あまりこういうことを書くのは良くないので消すかもしれませんが、Googleで検索してみると、

 

diskunion-shinjyukujazz.blog.jp

 

diskunion-shinjyukujazz.blog.jp

2024年の5月に出品されて、僕が購入する2025年の2月まで売れてなく、一度値下げしたみたいですね。

え~、なんでこれ売れなかった、売れ残ってたんだろう。不思議なこともあるものです。強いて言うならこの盤、たぶん、ディスクユニオンのオンラインページで「RVG」などと検索しても出てこなかったです。

それもい一因なのかな?

 

 

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