シティポップ高価買取レコードリスト【2025年最新版】プロが注目するお宝盤は?
70年代から80年代にかけて日本で生まれた「シティポップ」。その洗練されたサウンドは、今や海を越えて世界中の音楽ファンを魅了しています。親記事「【元バイヤー直伝】レコードまとめて買取で損しない方法」でも触れた通り、この世界的なブームにより、当時のオリジナル盤レコードの価値は驚くほど高騰しています。
「もしかしたら、自分の持っているレコードも高く売れるかも?」
そう思われた方のために、この記事では、買取の現場で特に高値が付きやすいシティポップの名盤を厳選してご紹介します。あなたのレコード棚に眠る一枚が、思わぬお宝かもしれません。
なぜシティポップのレコードは高価買取されるのか?
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YouTubeなどSNSでの再発見をきっかけに海外での需要が爆発し、希少なオリジナル盤の価値が急騰しているためです。
シティポップが高価買取される理由は、主に2つあります。
- 世界的な需要の拡大: YouTubeのアルゴリズムが竹内まりやの「プラスティック・ラブ」を世界中のユーザーに届けたことをきっかけに、日本のシティポップが海外で「再発見」されました。これにより、かつては国内のファンしか知らなかったレコードに、世界中のコレクターからの需要が集中しているのです。
- オリジナル盤の希少性: ブームになっているのは、あくまで発売当時にプレスされた「オリジナル盤」です。再発盤と比べて流通量が圧倒的に少なく、特に保存状態の良いものは非常に希少価値が高いため、買取価格が高騰しています。
【2025年最新】高価買取が期待できるシティポップ・レコードリスト
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山下達郎、竹内まりや、大貫妙子などのアーティストの初期作品や、帯付きの美品は特に高値が付きやすい傾向にあります。
ここでは、数あるシティポップのレコードの中でも、特に買取市場で注目されている代表的なアルバムをいくつかご紹介します。もちろん、買取価格は盤の状態や付属品の有無、買取業者によって変動するため、あくまで参考としてご覧ください。
山下達郎 (Tatsuro Yamashita)
シティポップの象徴的存在であり、彼の作品は国内外で絶大な人気を誇ります。特に初期のアルバムは高価買取の対象です。
- FOR YOU (1982年): ジャケットのイラストも象徴的で、内容・人気ともに最高峰の一枚。帯付きの美品は特に高値で取引されます。
- SPACY (1977年): 初期の名盤として知られ、こちらも根強い人気があります。
- RIDE ON TIME (1980年): 大ヒットしたアルバムですが、状態の良いオリジナル盤は依然として高い需要があります。
竹内まりや (Mariya Takeuchi)
「プラスティック・ラブ」の世界的ヒットにより、彼女のアルバム、特に初期作品の価値が急上昇しました。
- VARIETY (1984年): 「プラスティック・ラブ」を収録したアルバムとして、シティポップ買取の最重要盤と言える一枚です。
- UNIVERSITY STREET (1979年): デビュー初期の作品で、こちらも再評価が進んでいます。
大貫妙子 (Taeko Onuki)
洗練された音楽性で、特に耳の肥えた音楽ファンから高い評価を得ています。彼女の作品も高価買取リストの常連です。
- SUNSHOWER (1977年): 和製レアグルーヴの金字塔として名高い一枚。オリジナル盤は非常に希少です。
- MIGNONNE (1978年): こちらも人気が高く、特に帯付きの美品は高値が期待できます。
査定額をさらにアップさせる重要ポイント
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レコードの価値を最大限に引き出す鍵は「帯」「付属品の完備」「盤面の状態」の3つです。
リストにあるレコードをお持ちでしたか?もしお持ちであれば、査定に出す前に以下の3点を確認することで、価値をさらに高めることができます。
- 帯の有無: 親記事でも詳しく解説しましたが、日本盤レコードにおいて帯は命です。帯があるだけで査定額が数倍に跳ね上がることも珍しくありません。
- 付属品の完備: 歌詞カードやインナースリーブ、ポスターなどの付属品がすべて揃っている「完品」の状態が最も高く評価されます。
- 盤面の状態: 深い傷は減額の対象になりますが、多少の薄いスレ程度であれば、希少盤の場合は高値が付く可能性があります。無理に自分でクリーニングせず、そのままの状態で専門家に見てもらうのが一番です。
まとめ:あなたのレコード棚に眠る価値
シティポップのレコードは、単なる古い音楽メディアではありません。今や世界が求める日本の文化資産です。今回ご紹介したリスト以外にも、価値のあるシティポップのレコードは数多く存在します。
もしご自身のコレクションの価値が気になるなら、一度レコード買取の専門家に査定を依頼してみてはいかがでしょうか。あなたの青春の一枚が、世界中の誰かにとっての宝物になるかもしれません。
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