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【即買い推奨】Zoot Sims Quartet – Zoot (Argo LP 608)黒ラベル DGなし GGあり

5.0
tenor saxophone

最悪途中まで書いたのが消えてすごく残念。

このアルバムに関して言えば・・・

突き刺すようなズート・シムズのテナーサックスとジョン・ウィリアムズの軽快でどこか哀愁を帯びたピアノの音色が最高のアルバム。

Zoot Sims Quartet – Zoot (Argo LP 608)

基本情報

  • アーティスト: Zoot Sims Quartet
  • アルバムタイトル: Zoot
  • カタログ番号: Argo – LP 608
  • 音源フォーマット: モノラル
  • リリース年: 1957年
  • レーベル: Argo Record Corp.
  • ジャンル: Jazz
  • スタイル: Cool Jazz

トラックリスト

  1. 9:20 Special (E. Warren) – 4:50
  2. The Man I Love (Gershwin & Gershwin) – 5:13
  3. 55th And State (J. Sims) – 4:40
  4. Blue Room (Rodgers-Hart) – 5:05
  5. Gus’s Blues (G. Johnson) – 4:20
  6. That Old Feeling (L. Brown, S. Fain) – 5:34
  7. Bohemia After Dark (O. Pettiford) – 3:34
  8. Woody’n You (D. Gillespie) – 5:21

参加ミュージシャン

  • Zoot Sims – テナーサックス、アルトサックス
  • Johnny Williams – ピアノ
  • Knobby Totah – ベース
  • Gus Johnson – ドラムス

録音詳細

  • 録音日: 1956年10月12日(ニューヨーク、Capitol Studios録音)
  • プロデューサー: Dave Usher

補足情報

  • オリジナルはArgo黒ラベル、両面ディープグルーヴ仕様の初期盤[2]。
  • カバーフォトはChuck Stewart、ライナーノーツはJack Tracyが担当。
  • マトリックス/ランアウトは「CHESS LP-8322」エッチング。
  • 「Ultra High Fidelity」表記あり。
  • 本作はZoot Simsのクール・ジャズを代表するカルテット作品で、スタンダードとオリジナルをバランスよく収録。

アルバムの特徴・評価

「Zoot」は、Zoot Simsの柔らかくスウィンギーなサックスと、Johnny Williamsのピアノを中心としたクールなアンサンブルが特徴です。ブルースやスタンダード、オリジナル曲を織り交ぜ、1950年代クール・ジャズの典型的なサウンドが楽しめる一枚です[2][3]。

私の持っている盤、Zoot Sims Quartet – Zoot (Argo LP 608) DGなし GGあり

このアルバムは最高です。

色々書いたんですけど、病院の待ち時間に書いた記事が消えてしまって絶望してしまっているのでざっくりと書きます。

このアルバム良いですよね。

何より音が良い。

さっきも書きましたけどズート・シムズの突き刺すようなトランペットの音色に、ジョン・ウィリアムズの軽快でどこか哀愁を帯びたピアノのアンサンブルが素晴らしい。

一級品です。

ですが、上に書いたように、私の持っている盤はオリジナルではありません。

セカンド?

サード?

ディスクユニオン新宿館のセールに4年くらい前に並んでいた時。

zoot sims in parisを目当てに並んだんですけど、済んでのところで、壁面にあったzoot sims in parisを手に取ったら横から別の人に奪い取られて悔しい思いをしました。

落ち込んでエサ箱を漁っている時に手にしたのがこのアルバム

プライスカードには、灰ラベルと書かれていました。

価格は確か1900円くらい。

でも、zoot sims in parisがとれなくて、正直、このアルバムの価値(ARGOのズート・シムズ)もあまりよくわかったので、まぁ手放そうかな?

くらいに思っていたのですが、以前話したこともある先輩コレクターが、私の手に取ったアルバムを全部チェックしてくれてその中の1枚がこれ。

「ん?なんでこれがこの価格なの?!」

と驚嘆していました。

そう・・・

このアルバム。

上記試聴用リンクを見ていただければわかるように、黒ラベルです。

実はその先輩コレクターに見て貰う前に、このアルバムちょっと気になったので店員さんにたずねていました。

「これって灰ラベルなんですか?黒ラベルに見えるんですけど・・・」

と聴くと、

当時、ディスクユニオン新宿店店長だった中◯さんは、

「灰ラベルです!」

と一蹴してきました。

当時、この店長、ジャズの知識はすごいことはわかっていたんですけど、こうしたちょっと「威圧的な態度」があまり好きじゃなかったんですよね。

で、話を戻して、先輩コレクターが、

「これ、なんでこの価格なの?!」

と驚いているときに、

「あ、これ、さっき店長さんに聞いたら灰ラベルだからみたいですよ。」

というと、

先輩コレクター:「いやいや、これは黒ラベル!」

と言い切りました。

で、いろいろチェックした結果

先輩コレクター:「あ、なるほど。DGなしでGG(グルーブガードあり)か。」

ということを仰っていました。

先輩コレクター:「それにしたってこれならお買い得だよ!」

とのことで、正直その当時、zoot simsのargoに関する知識は殆どなかったんですけど、そこまで言われたら買わないわけにもいかず購入。

で、家に帰って聞いてみたら驚愕。

確かに音が凄まじい。

状態もかなり良い。

そこからは当然、お気に入り盤となりました。

それから、数カ月後に、その先輩コレクターにお会いしたときに、お礼を言いました。

私:「あの時教えてもらった、zoot simsのargo!音良かったですよ!ありがとうございます!」

先輩コレクター:「でしょ!」

 

・・・もしかしたら、私が知識がないだけでも、この「黒ラベル」で、「DGなし」、「GGあり」を当時のディスクユニオン新宿店の店長中◯さんは「=灰ラベル」と認識したのでしょうか。

ブルーノートでもラベルが「レキシントンラベル」でもDGなしだったら、「リバティ」と言われるのと同じように。

あるいは単純に黒ラベルと灰ラベルを見間違えた?

 

ともあれ、すごくお買い得な買い物でした。

もちろん、DGあり、GGなしの「完全オリジナル」と音を比較したわけではないのですが、「オリジナルでこれより良い音がする」とはどうしても思えない側面があります。

いや、もしかしたらするのかもしれません。

でも、これでも最高の演奏を最良の音で楽しめるんだから十分。

何が言いたいかって・・・

discogsで調べても、同盤(DGなしGGあり)は見つからなかったので、相場の価値はわかりませんが・・・

zoot simsのargo盤、黒ラベルDGなし・GGあり盤で安いのを見かけたら即買い推奨です。

まぁ、正直今回の私が購入した価格は破格すぎますが、それでも1万円以内なら絶対に買ったほうがいいと思います。

音は可能な限り、以下でチェックしてみてください。

https://amzn.to/3Yo2nkg

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